我が家の息子娘たちはお手伝いが大好きです。
一緒に野菜と肉を切ったり、子供なりに掃除機をかけたり、洗い物をしたり、様々な家事に協力的です。周りからも「どうしたら、自発的な子になるんですか」と言われます。
いつから手伝うようになったのか、そしてお手伝いのお陰かな と思う子供の成長について話します。
何でも自分で!の時期をそのままに
1歳から3歳らへんで訪れる「自分でやる!」の時期に、「どうぞ」と言って私は子供達に全部自分でやらせました。
・着替え
・靴を履く
・食べる
・玩具を用意する
・買いたい物を選ぶ などなど
どんなに時間がかかっても、ぐっと待ちます。(結構辛いです😅)
そしたら不思議、そのまま自己主張の塊のまま大きくなるじゃありませんか。
いいか悪いかは別として・・
お手伝いの良さ🤔
何より親が楽になります。
彼らが率先して自分の事を自分事として捉え、自分で処理するようになるからです。
「一緒にやりたい」「手伝ってほしい」とお願いしてきたら、楽しそうな作り笑いをして「うし!やるか!」と対応します。まるでお客様対応です。
※自分1人でやれるけど、親に構ってほしい気持ちの現れだと思って愛おしくなるべき と分かってはいます。が、忙しい時にお願いされるとつい顔に出そうになるので気を付けてます。
巷で言われているお手伝いがもたらす子供への良い影響という話も聞きます。
参照:ベネッセ教育情報お手伝いが子どもにもたらす効果とは? いつから何をさせればいい?|ベネッセ教育情報サイト【ベネッセ|育児・子育て】お子さまがある程度の年齢になると、保護者の姿を見てマネをするようになります。そうすると、洗濯物をたたんだり、料理をしている時にお子さまが「やりたい」と言う場面も出てくるでしょう。
自分自身を振り返った時の後悔😬
私の母親は超潔癖でした。私がまだ幼いころ、自分なりに整理整頓をすると、更にそこから彼女なりの整頓を行い、場所配置を調整していました。それを見るたびにやる気をなくした思い出があります。他には
➤朝起きたら、その日の天気温度を考慮された洋服が部屋の前に置いてある。
➤汚れた食器は一瞬で母親が洗う。
➤自分が汚した部屋が学校から帰ってきたら綺麗になっている。(思春期にこれは辛かった)
➤衣服もほっぽり散らかして脱ぎ捨てても回収され、すぐ洗濯
いかがでしょうか。甘やかしを通り過ぎて、王子様状態でした。
そして案の定、私は1人暮らしを始めた際に思い知ります。
私が何も生活に関するすべてのことができない大人であると。後悔しかありません。
忍耐に始まり、忍耐に終わり、子供が成長😎
私の母親は、私の身の回りの世話をしたかったのかどうか。答えはNOです。
いつもピーピー言っていました。
ちゃんと片付けなさい。自分で脱いだ洋服は籠へ入れなさい。偶には掃除機をかけなさい。
ですが、いつまで経ってもやらない私を見て我慢できず 母親自身がやってしまうのです。
少年だった私はそれを知っていました。
だから、「やらなくもいいや。母親がやった方が綺麗だし、早いし。」
これが答えです。
子供は賢いのです。どんなに汚れても、どんなに時間がかかろうが、その完成度がどんなに自分の基準に遠く及ばなくても、「自分自身がやらなければ自分が困るもの」「誰も代わりはない」と認識してもらわなければ自発性は生まれないと思います。
一つコツとして、親自身の所有物だけはしっかりと親が整理・綺麗にする 姿を見せると良いと思います。子供のものには手を出しません。
ブロックを片さない次女と父親の会話
父:いってー。
次女:どうしたの?
父:この三角のブロックを足で踏んだ。いてて。
次女:絆創膏する?
父:いや、大丈夫。また踏まないといいな。
次女:ブロック痛い?
父:痛いな。もう踏みたくない。箱に入ってないで、散らばっているから気を付けないと。
次女:これね。また遊ぼうと思っているの。○○が。
父:そうなんだ。また遊ぼうと思ってるのか。
次女:〇〇片づけるね。
父:お、助かる。そしたらお父さんブロック踏まなくて済むね。
次女:お父さん嬉しい?
父:部屋がきれいだと気持ちいから嬉しいね。
次女:○○ね。これから全部片づけちゃうよ。
父:よろしくお願いしますわ。
次女:うん!お父さんもゲームのコントローラ片付けなさい。
父:ほーい。
次女:今やりなさいよ。
父:はい。
成長嬉しい
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