私と妻は学生時代に知り合い、約10年の付き合いを経て婚約しました。出会った当初はどこか抜けている世間知らずのお嬢様感があり、「あーすぐ別れるだろうなあ😃」と思っていた私でしたが、彼女の芯にある図太さに惹かれていき(ずるずる)結婚まで至りました。
そして、4人の子宝にも恵まれ、一般的な母親より大変な日々を過ごしているにも関わらず泣き言もなくずんずんと家事・育児・仕事をこなしています。そんな30代半ばに差し掛かる妻と久しぶりに喧嘩をしました。感謝を振り返り、私の心の整理をします。
女性は感情の生き物
これはよく耳にすることだと思います。ダメだと分かりつつも、合理性を求めてしまう男性陣と、そうはいっても感情を優先する女性陣で馬が合わず喧嘩となるケースです。すぐ私は妻が話す相談や世間話に対して
➤今それを2人で話ても解決しないから、○○さんに相談してみようよ
➤なるほど。でも××した方がいいんじゃない?俺だったら~
➤それは受け取り方の問題だと思うよ。俺も昔~
そして極めつけ
➤ごめん。結局何が言いたいのか教えてくれい。
傾聴 の ケの字もありません。
マウントを取りたがる夫・モラハラは他人ごとではない
正直に言うと、私は他の一般男性よりもかなり育児や家事に協力している方だと思います。
ここで、「協力?その考えが良くない」「一般男性って何?誰と比較してんの?」「奥さんに聞いてみた?」などの女性陣営の声は一旦無視します💦。
会社とうまく調整して時間を作り、可能な限り子供と遊んだり・妻がやろうとしている家事を対応しています。しかし、やっぱり人間で、繁忙も相まって体調や気分が悪い時に妻に任せてしまう日もあります。そんな日に限って、妻に「子供、アプリゲームやりすぎじゃない?」「2階のカーテン破れてるよ」「夕飯?子供が好きなものなら何でも」といらん事を言ってしまうのです。暫くしてから、妻に「申し訳ないなあ」と思いながら心のどこかでフッとこんな気持ちが浮かびます。
でも、俺の仕事の方が大変だしなあ・・・
分かっています。最低です。変わりたいです。
妻の言うことが回りくどく感じ、要領を得ず「んーもう何が言いたいんだよ。※」と感じても、日中夜問わず育児をして、更に自分の仕事もあり、家事も大半を遂行している彼女にかける言葉は感謝以外いらないのです。
※この感覚は、60km/h制限道路を走行中に前に原付バイクが30km/hで走っている感覚に似ています。
夫が妻に対して示す力は父親のような、友人のような力であるべきだ。権威をかさに着た、暴君じみた力であってはならない。
ジェレミー・テーラー
ありがとうございます!ジェレミー・テーラーさん。心が落ち着きました💨。
どんなに妻の言っていることが理解できず、私が正しいと思ったことも、それを妻に押しつけることを止めると誓います。しっかりと言葉を繰り返す返答をします。
いつも彼女は4人の子供をしっかりと 愛し、躾け、支えてくれている。更に言うと、私のだらしない部分や変に細かい部分も認めてフォローしてくれている。それだけで、他の一般女性より凄い負荷に耐えている。(冒頭の私の 一般男性と比較して~ など糞くらえです。)幸せになってほしい してあげたい と改めて思います。
ちょっと今から謝りに行ってきます。
後日談
父:この間の 子供が夕食を食べる時間が遅くなった ところを嫌味たらしく言ってごめん。
妻:あー 大丈夫だよ。私もずっと子供と居てイライラしてたから少しムッとした。ごめんね。
父:なるべく休みの日の昼間は、俺が4人と出かけたりできればいいと思うんだけど。
妻:前日、仕事で寝不足の時もあってキツイ日もあるよね。そう思ってくれるだけでありがたいよ。
父:(いや前日は友達とゲームのし過ぎで・・)そっか。簡単な食事を俺が作れればいいよね。
妻:そうだね。何から始める?
父:ん?あいや・・ チャーハン?
妻:それだと私によく言う「栄養バランスが」 みたいな話にならない?
父:そうですね。こんな気持ちになるんだな。もう言わない。
妻:うん。
父:ごめん。一品からやってみるよ。(夜中のゲームはもうやめよう)
最強の父親 の前に 最良の夫 になる必要性を感じました。
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